[スポーツ] サッカー | Paradise City

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    選手生命と引退の時期と

    中田選手の現役引退宣言から数日経ち、あちらこちらで惜しむ声が聞かれます。
    「早い引退だ」という意見が多数ですが、これはひとえに「世界に通用するプレイヤーである中田」だからこそ「早い」と言われるのであって。

    一般的なサッカー選手の引退平均年齢は実は25.5歳だそうです。Jリーグをリストラされて・・・の人も含めての数字なので、もっと早い時期に引退する選手も少なくないでしょう。
    プロ野球選手の引退平均年齢は約29歳だと言いますから、サッカー選手の寿命の短さが分かります。この差そのものはほんの3年半なのですが、20台の3年半って相当重いですよね。単純に比較して、プロとして得られる収入も3年分以上違うし、選手としてサッカーに関わることの出来る時期も短いわけだし・・・。

    以前書いたエントリで漫画「シャンペン・シャワー」を取り上げましたが、そのなかでも登場人物の1人「マルロ」がよく引退後の仕事について呟きます。
    彼マルロは作中ではまだ20台後半なのですが、自分のことをロートルと認識していて「いつまで続けていけるのかなあ」という不安を常に抱えています。
    チームの後輩にも
    「お前はいいよな器用だから。何でも成功しそうだもんなあ。それに比べて俺なんか・・・」
    というようなことをボヤく(爆)
    そんなみっともない弱音を時々吐きながらも、勝ちに対する執念はひと一倍強く、不屈の闘志でチームを引っ張る愛すべきキャラなのですが(笑)
    ストーリーのエピソードにプロ選手の現実が描かれ、「一体、自分は引退したら何ができるんだろう」と考える姿が出てきます。
    サッカー選手の厳しい現実がテレビドキュメンタリーになっているこんなページを読むとJリーグで戦力外通告を受けた選手達の様子も、少しだけうかがえます。

    サッカー選手の感覚では26歳を過ぎれば「ベテラン」なんだそうで。
    ですから、20台後半になってもプロとして選手を続けることが出来る、またそれを周囲から求められる・・・というのは、ごく一握りの「スター選手」である証拠なんですね。

    一度引退しながらもまた求められて戻って来たジダンは今34歳。
    それを思うと、中田もまだまだ大丈夫なのに と思ってしまうけれど、それもファンの勝手な期待。彼の「引退後の人生」は彼だけのもの。
    なのに、あちらこちらからとやかく言われるのは面倒なことだろうなあ。

    でも今回、色んな人のコメントが報道されていましたが一番ウケたのは
    「残念なことだ。まだ若いので、後悔するのではとも思う。考え直すように、電話で説得するよ」

    ↑というデルピエロの言葉でした(笑)

    「中田は自分一人で引退を決めたことを、若い世代に示したかったのではないか。日本の社会システムでは難しいことだろう。今回の決断は、彼の性格をよく示している。
     決断は尊重すべきだろう。ただ、日本のサッカー界にとっては、大きな損失だ。彼は日本のリーダーであり、原動力だった。日本にとっては、非常に残念なことだ。」

    ↑トルシエ前監督のこのコメントも印象的。
    「日本の社会システムでは難しいことだろう。」というあたりに実感がこもっている感じが。
    (※ トルシエのコメント全文はこちら

    まにゃーなさんちの「色々と騒がしいようだ」でも書かれていますが、もう早々に
    引退戦は中田ジャパンVS世界選抜(スポニチAnnex)」
    なんて計画も上がってきているらしいですね。
    この場合誰が監督するのだろ?
    古田さんみたいに監督兼選手としてやったら、観る方としては面白いかも。中田JAPANとネーミングする限りはそれでもいいような。
    でも、ホントに将来「中田JAPAN」と呼べる代表チームが実現すればいいのに とはちょっとだけ期待していたいもんです。
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      「日本人のサッカー」

      うちの息子(現中1)は小5の秋まで少年サッカーをやっていたのですが、コーチが余り技術や戦術を教えない人だったためか、公式戦では毎度「勝てないチーム」でした。
      他のチームは、もっと具体的な攻めや守りの「形」を練習しているのに、どうしてうちのコーチはゲームでの基本的な動きを教えないんだろう・・・と思ったこと、何度もありましたね。
      そのコーチの言い分はこう。
      「子供達に自由な発想でサッカーを楽しんでもらいたい。大人の押し付けで戦術を仕込んだら勝てるかもしれないが、それは自主性を妨げる」

      これは一見すると非常にもっともらしい台詞なのですが、基礎力がしっかり身についていない子供が「自由な発想」で何ができるのかというと、何ともアヤシイものです。
      実際に「まとまりのあるチームプレイ」には程遠いものだったしね。
      いくら綺麗事を言おうが、結局のところ勝負事は勝ってナンボ。負けて楽しいはずないんです。試合で勝てないと、面白くなんかないよ。
      「負けたけど、精一杯やったから悔いは無い」なんて言葉は、熾烈な戦いの末に勝った晴れやかさを味わったことがあるとか、本当に悔いの無い努力をしたと胸を張れる経験を持っているとかいう人が言ってこそ、その言葉に真実味があるんだよね。

      子供達は負けることに慣れてしまうと、強いチームが相手のときには「どうせまた負けるんだろうな」という気持ちになってしまう。
      負け慣れした子供の顔に充実感などありません。
      親としてもいい加減「・・・これでサッカーの楽しさが分かるんだろうか?」という疑問も湧いてきてしまう。
      小学1年生の頃からサッカーをやっていた息子ですが、残念な事に「本当のサッカーの楽しさ」というのは分からないままだったと思います。
      (まあ、これは本人の資質もあるし、向き不向きがあるので一概にコーチに責任があるとは思いません。今はバスケに熱中しているので、それはそれで良かったかなとも思う。)

      少年サッカーと日本代表を並列に比べるのは誠に失礼な話なので、ジーコJAPANの「自由なサッカー」論を聞くにつれ上のコーチの例をつい思い出していたものの「レベルも違うし、そんなまさか」と思っていたのですが。
      でもW杯だと日本代表は世界レベルのなかに混じると「大人と子供」じゃないか・・・と思ってしまったんですよね今回。

      「日本人は自分たちがトップの仲間だと勘違いしている。できるサッカーと、やろうとしているサッカーのギャップがありすぎる」。
      地元開催だった02年日韓大会で16強入りしただけで、安易にさらなる躍進を望むことは間違いであると指摘。さらに、圧倒的な個人レベルの高さがなければ成し得ない、自由な発想のサッカーを求めたジーコ監督の方向性にも疑問を投げかけた。
       日本には日本に適したサッカーがある。それがオシム監督の考えだ
      オシム監督、ジーコ流に苦言(Mainichi Interractinve)

      「できるサッカーと、やろうとしているサッカーのギャップ」
      日本代表の問題を端的に指摘したオシム監督の言葉は、真摯に受け止めて次に進まないと前途が暗いかも。
      私は個人的に、Jリーグ発足直後から鹿島アントラーズのサッカーが好きだったので、日本代表監督になってからもジーコの理念は支持していたのですが、オシムの指摘は客観的な事実を突いてると思います。

      少年サッカーに関わった経験上、ほんのちょっとだけ草の根レベルの世界を見知っていますが、そちら方面に関しても、コーチや監督・指導者陣の意識改革が大事なんじゃないかな と思うことは多々あり。
      ボランティアで成り立っている少年団では試合の審判も、親やコーチがやるのですが練習試合などでは自分のチームのコーチングをしながら主審をするひとも居ます。同じピッチで対等に試合しているはずなのにポジショニングの指導を「主審」がやるってどうよ?(爆)これには子供達も「あんなのズルいよ!」と腹を立てていました。
      うちのチームから出す審判は決してそういうことはしませんでしたが・・・。
      また、コーチ陣も縦の繋がりや浮世の義理があり、中学・高校時代の先輩後輩の間柄だったりすると、お互い言いたいことが言えなかったりするんですよね。
      そういえば練習を休んだことのない我が家の息子が試合ではベンチに居て、練習を平気で何ヶ月も休む少年が不意に試合にやってきて先発 なんて理不尽なこともありましたな。実力的な差は殆ど無いようなメンバーのなかで、何でそういうサボりがちな子供がいきなりスタメンなのか不思議に思っていたら、その子の親はスポーツで有名な私立校の関係者でした。
      そういうコネみたいなもの、子供の運動部にも厳然とあるんだよね。大人より子供の方がお互いの実力差が小さい分、こういう贔屓をしやすいっていう部分もある。
      それでも、こどもの保護者がコーチに進言するっていうのは、更にご法度だし。トレセンに誰を送るかを決めるのも少年団の指導者陣ですからね。ひどい場合には「そんなこと言ってたらトレセンに推薦しませんよ」と脅す人も居ます。内申書を盾に脅す教師みたいだけど、こういうのはどこにでもある話なんだ。
      すごく小っちゃいことを書いてる気もしますが、もっともっと裾野から改革していかないと底上げされない気がします。
      izumatsuさん
      バスケットもサッカーもそうだけど、超一流の選手と日本のプロとの違いは、「強さ」と「速さ」だと思う。それは肉体の差もあるけれど、大きいのは裾野の広がりじゃないかしらん。

      と書かれているのに同感。
      日本では「和」が尊ばれるから、アクの強い奴はハジかれてしまう。
      特にFWは優等生タイプより、がむしゃらなタイプが日本には必要だと思うし、マスコミも世間も「アルゼンチン代表に居るような圧倒的強さ」を持ったFWを待望しているようではありますが、これは自分達がやっている教育と矛盾してます。
      日本の社会は「がむしゃらで気の強い子」なんて、ホントは嫌いでしょ?今のシステムじゃ絶対にそういう破天荒なタイプは育ってこないでしょう。
      芽だけはがんがん摘んでおいて、結果だけ理想的なものを求めたってそんなの叶うわけがないのです。

      次世代の選手を育てる人が時代錯誤な感覚のままでは世界に通用する選手なんてそうそう現れないだろうなあ・・・。
      これは良い指導者が増えることを祈るほかないですね。(現時点で良い指導者も確かに居るのですが、その数が少ないんでしょう)

      監督が変わったからといって、色々な問題が劇的に改善されるなんてこともまずないでしょう。オシムもそれを承知のうえで監督を引き受けるに当たり、「地元開催だった02年日韓大会で16強入りしただけで、安易にさらなる躍進を望むことは間違いである」と最初に釘を刺したんじゃないでしょうか。

      少しずつこのエントリを書いていたら中田選手の引退が報道されました。
      驚きましたが、彼らしい引き際ですね。
      もう日本代表としての中田選手が観れないのは残念でなりませんが、今まで本当にお疲れ様でした!
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        選手がテレビ放映の犠牲になっていた?

        サッカー日本代表は残念でした。
        玉田のビューティフル・ゴールを見れたのが救いですが、Blogに書く言葉を探しているうちに次期代表監督の話とか試合評とかあれこれ耳に入ってしまって、書くことをまとめられないまま時間ばかりが過ぎてしまう感じ(汗)
        大体私は、おたおたしているとき、渦中の気持を言葉にするのが苦手です。ちょっと落ち着いてからでないと文章化できないんですよね・・・。

        いまの日本代表にも色々課題はあったし、惜しいプレイもいっぱいあったし、「もし」を考えるとキリがないけれども結果的には
        つまり、この結果が今の日本の実力なのだ(と思う)。 
          →ココロの時代…ってか?Untitle−Blog

        と書かれるまにゃーなさんの否定でも肯定でもない事実認識に同意。

        それにしても日本代表戦の視聴率は凄かった様子。
        でも時差があり多くの試合が深夜放映になる今回のW杯なのに、2試合続けて日本時間夜10時キックオフっていうのは、ちょっと都合が良すぎるなぁ〜とは思ったんですよね。
        これはきっと日本の視聴者に合わせたんだろうな・・・とは、薄々感じていたのですが、以下の記事を読む限り、他チームと比べるとかなり不公平な試合スケジュールだったみたいです。

        サッカーW杯ドイツ大会で16強入りを逃した日本代表。1次リーグ3試合のうち2試合が日本では夜10時開始だったため、テレビの生中継を見ながら多くの人が声援を送った。しかし、7時間遅れのドイツはまだ暑い時間帯。組み合わせ抽選の際、日本でのテレビ放送時間を考慮して夜から昼に試合時間が変更されていた。その結果、日本代表は酷暑での戦いを2度強いられた。

        参加32チームのうち、午後3時からの試合を戦ったのは17チーム。うち2戦とも午後3時だったのは日本、トーゴ、セルビア・モンテネグロの3チームだけだ。日本は3戦目まで16強入りの望みをつないだが、他の2チームは連敗して早々に敗退が決まった。

         ジーコ監督は、クロアチア戦後の記者会見で「こんな時間にサッカーをやること自体、間違っている」と批判。「サッカーはビジネスになっており、選手が犠牲を払っている」と指摘した。

        FIFAが「テレビ放送の時差を考慮した」と明言していますが、これは問題なのでは?
        現実にピッチに出ている中田選手が「お互い条件は同じ」と言っているのは潔い印象ですが、試合時間帯によって消耗度が違う以上、各チームなるべくフェアーな条件で闘えるほうがいいに決まっているでしょう。
        テレビ放送の時間帯に合わせるがために、本来しなくてもいい消耗を強いていたんだとするとそれは人為的操作による負担だよ。

        「こんな時間にサッカーをやること自体、間違っている」
        とジーコが言ったのは、こういう背景があってのことだったのですね。

        そりゃ、夜10時キックオフだと、応援はしやすかったけど・・・。
        こんな代償を選手が負っていたのだとしたら、胸が痛みます。
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