9月は文化祭だの運動会だの少年団の秋季公式戦だのなんだかんだと行事が多くて、あっという間に最後の週になってしまってます。
我が家に居る中2少年、クラス内で成り手が居なかった合唱コンクールの指揮者を(生徒会役員ということを口実に)
半ば押し付け任されたのが1学期の終わり。
成り行きで合唱コンクールのリーダー役を任される羽目になるなんて、まるで
クレイジーフラミンゴの秋のヒロインみたいだなあと思いながらも、やはり作中の母親と同じように「指揮なんて、できるの・・・?」とつい言ってしまいましたよ。ダメだなー。
彼はかつて優等生であったことなど一度としてなく、言われたことをマジメにやらない、つまらないことで諍いを起こす、まあとにかく小学校時代はしょっちゅう学校から電話がかかってまいりましたので、こちらが不安になってしまうのも無理からぬことなんですけどね・・・
でもこう言っちゃ何ですが、小学校って「担任に好かれているか嫌われているか」で大きく日々の学校生活があれやこれや左右される気がします。これらの例をあげると愚痴っぽくなるので書きませんが。
しかし、もともとは性格的に「人前に出るのが好き」なタイプの息子は、体育の選択でも剣道よりダンスを選ぶような奴。マッチョ的力強さよりも華やかさを好むようで、トム・ジョーンズが「Kiss」を歌う姿を見て「かっこいい!」と惚れ惚れしてたりします(爆)
彼の憧れのタイプはいつも、格闘技型よりダンディなショウマンなんですよね。
なので、意外と指揮者は適役だった様子。
合唱コンクール当日は私のほうがハラハラして、本番で大ボケかまさないか心配でした。
ピアノ前奏が殆どなく、指揮が始まるとほぼ同時にピアノとコーラスが流れ出すように始まる歌だったので、入り方が難しいんだとうちでも何度も練習していた彼。
練習の成果あってか舞台度胸のある力強い指揮を見せてくれ、不覚にも涙が出そうでした。
学校でも合唱コンクールの朝錬やってたし、繰り返し皆で練習したんだろうね。真面目に取り組んでくれたのが一番嬉しいかも。
合唱を終え、晴れやかな笑顔で舞台から降りてきた彼、内心狙っていたらしい「指揮者賞」は貰えませんでしたが、後から先輩に「指揮者賞は絶対にお前だと思ったのに!惜しかったな!」と言ってもらえたと喜んでおりました。
いやいや、そんな言葉を掛けてもらえるだけでもう充分だよ・・・。
山あり谷ありの子育てではありますが、たまにはこんな嬉しい出来事もあるもんなんですね。(闘いのような諸々はこんなところでまであえて書きたくない・爆)
この記事に対するコメント
>「指揮者賞は絶対にお前だと思ったのに!惜しかったな!」
って言ってもらえるなんて凄いなぁ〜。
「記録より記憶」じゃないけども、もの凄く良い想い出になったでしょうね。
んだけど、こーゆー親御さんのハラハラ気分を読ませてもらうと、見守るってゆーのはもの凄く消耗するんだろうなぁ〜って思うです。
ついあれこれ口を出したくなるかもしれないし、場合によっては「自分がやった方が早い」的に手を出したくなるんだけど、そこはガマンでじっと堪え、ただただ見守る。
手も口も出さずに見守るってゆーのが、実はイチバン難しく大変なことなのかもですね。
しかし、考えると胃に穴が開きそうなカンジしてきます(笑)
そうそう。ハノイのチケなんですけど、教えていただいたキャンセル待ち予約で「ご用意できました」メールが来てました!
ありがとうございましたっ!!!
もうムリだと思っていたのに嘘みたい〜。
まだブツ(チケ)を手にしてないので若干不安もあるんですけど、多分ダイジョブです、多分(と自分に言い聞かせてみたり)。
nonkeyさんのおかげさまさまです。本当にありがとうございましたm(_ _)m
温かいお言葉をありがとうございます♪
見ているだけしかできないというのは、時に歯痒いです。
殆どの場合、「見ていてイライラする」ことのほうが圧倒的に多いかもしれません(爆)
何年もずうっとそんなんだったので、息子の姿を見て「よかった」と思ったのは、考えてみると初めてだったんじゃないかと思うんですよね〜 情けないことに。
それでも、これくらいのことで今までのことがちょっと報われたような気になれるのですから親なんてものは単純なものですね(笑)
ところでHANOIのチケ、キャンセル待ち予約で取れたのですねーー!!ホント良かったです!!
今回の単独ライブは何だかマヂで「東京1公演のみ」みたいな雰囲気が漂ってきましたね・・・もうちょっと広い会場でも全然OKな気もしますが、これだけコンパクトなハコで観れるというのはある意味貴重な気がしてきました。
当日が楽しみですね〜♪