クリスマスは毎年、教会のクリスマス礼拝に出席しています。
クリスマス礼拝は例年「12月の第4日曜日」と決まっているので今年は23日でした。クリスマスをこんな風に過ごすようになって、もうかれこれ20年・・・。
礼拝後の祝会は参加者の持ち寄った一品料理をブッフェ形式で頂くアットホームなもの。日曜学校の出し物があったり、賛美歌を歌ったり、日本のプロテスタント教会は、たぶんどこも似たような形式ではないかと・・・(笑)
3年前のクリスマスシーズンに自分の前Blogでご紹介した一文を再掲。
“心の中に,ひとたびサンタクロースを住まわせた子は、心の中に,サンタクロースを収容する空間をつくりあげている。
サンタクロースその人は、いつかその子の心の外へ出ていってしまうだろう。
だが、サンタクロースが占めていた心の空間は、その子の中に残る。
この空間がある限り、人は成長に従って、サンタクロースに代わる新しい住人を、ここに迎え入れることができる。”
松岡享子さんは、絵本や児童書の創作や「
しろいうさぎとくろいうさぎ」(福音館書店)、「
くまのパディントン」(福音館書店)などの翻訳をされている方。
サンタクロースを信じていた子は、大人になっても「目に見えないもの」を信じるスペースを宿し続けることが出来ると仰っている。
「目に見えないもの」は、例えば人への愛情だったり信頼だったり、未来への希望だったりするかもしれない。だけど、その部屋は決して否定的な部屋にはならないでしょう。
クリスマスは、だから、クリスチャンのためだけのものでなくてもいいんだと思うのです。
こどもたちが「目に見えないもの」を見ることが出来て、心の中にサンタクロースの部屋を作れるなら、それこそがクリスマスが与えてくれる最大のプレゼントなのかもしれません。
飾りが少ない我が家ですが、このサンタさん↑はうちの母がトールペイントで作ってくれたので玄関に出しています。
今年もまたサンタさんがやってきましたよー。
さて、うちのお子達はいつまでプレゼントを運ぶサンタさんを信じてくれるでしょうか・・・。
この記事に対するコメント