とりあえず面白いものから薦めてみる | Paradise City

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    とりあえず面白いものから薦めてみる

    小・中学校には「朝の読書」という時間が設けられてるところが結構ある。
    毎日5分とか10分とかの時間、生徒全員が各自持参した本を読むのですね。要するに「子供たちに読書の習慣を付けよう」という目的で実施されているのでありましょう。

    その趣旨自体は確かにいいことだし、子供達にはもっと本を読んで欲しいと私も思う。
    とはいえこんなことをしても、やはり「生徒全員が読書好きになる」という絶対的な効果があるわけではないようで、うちの息子(中1)などは未だにいまいち読書に興味が持てない様子。

    子ども達が小さい頃はよく絵本も読んでやったし読み聞かせだってしていた。
    その名残でうちには絵本も児童書も、その他あれやこれやの本は結構ある・・・なのに何で本好きに育たなかったんだろう。「絵本を読んであげれば本好きに育ちます」というあちこちで耳にした子育てアドバイス、あんなの嘘だったんですね?それらが無意味だったとは全然思わないけど、一律的なスローガンなんて所詮適当なもんなんだよねえ。
    すごく当然なことを言うならば、結局のところ「その子による」ということだけは確信できる今日この頃。

    幸い末娘は本好きに育ち、最近は一心不乱に「ドリトル先生シリーズ」を読んでいるけれど、この本だって本当は息子が読むといいかもしれないと思って頑張って揃えたものだったりするのだった。
    当の本人は結局2〜3冊読んだきりで続かなかったけれど・・・。
    残念だけど、彼が本を耽読する姿など見たことあったろうか。

    子どもたちのうち誰も完読できないと本がかわいそうだから、末娘が興味を示してくれたのは救いだった。

    話は戻り、それでも学校での「朝の読書」では何か本を読んでいないと格好が付かない。とにかく何か持っていかなくてはならないというある日、息子が相談に来た。
    「明日、本持ってかないといけないんだけど、何を持っていけばいいかな。何か面白そうな本ある?」

    どうせと言っては悪いが、たぶんこの子は長編小説なんかだと途中で飽きてしまうだろう。
    今まで自力で長編をしっかり読み終えた充実感を持ったことのない子は、いくら中学生だからといって長編は厳しいと思うのだ。児童書などにはよく「対象年齢」が書かれているけれど、あれ、一応の目安ではあるんだろうけど乱暴な括り方だよなと時々思う。
    年齢で括れるものじゃないよね本って。「読書力」って年齢と比例しないよ。

    短編集で飽きない内容で文庫になっているものをざっと探してみた。単行本だと学校に持っていくのに重いですからね。
    らも咄そこで薦めてみたのが「らも咄」。
    中島らも作の創作落語噺集。これなら上の条件にも一致するだろうかなと(笑)
    啓蒙かまぼこ新聞」とかも私は好きだけど、あっちはちょっとマンガチックだからね。学校に持っていくのはちょっと控えたほうがいいかも。

    そうして学校に持っていったところ、もう読みながら笑いをこらえるのが大変だったらしい。
    「お前なに笑ってんだよ〜」
    と同級生からも言われ、
    「これが面白いんだよ」
    とちょこっと本を見せたところ、他の子たちのツボにもハマったようで
    「読み終わったら貸して」
    と言ってくる友人も居て、人気の一冊になってしまった。

    貸したきりまだ戻ってきていないんだけど、そろそろ返してもらうように言っておかないとな・・・
    私も、また読みたいから(笑)
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        この記事に対するコメント

        はじめまして。
        ブログ村の「読書トラコミュ」から飛んできました、望海と申します。
        「らも咄」ナイスな選択と思って、つい笑ってしまいました(失礼)。
        うちの中1は何でも読むので放っておいてますが、「Kくんに何か貸したいんだけど、どれがいいかな?あいつ、ほとんど読まないやつだから…」と言われて思案中なのです。
        椎名誠氏の「あやしい探検隊」あたりどうかな、と思っていたのですが、らも氏もいいですね。
        本棚にあったはずなので、あさってみます。
        よい情報をありがとうございました。
        望海 | 2007/02/05 9:21 PM
        ★ 望海さん

        はじめまして ようこそいらっしゃいました〜
        「らも咄」ナイスでしたか(笑)
        息子は小4のときに「お父さんのバックドロップ」を映画で観ていて、そのときに原作も読んでいるので、らもさんの名前には親しみもあったのですよね。
        以前、椎名誠氏の「岳物語」も一応(何日もかけて)読むには読んだ息子なのですが、いまいちぴんと来なかったみたいで・・・。
        椎名氏のあれはいくら少年の物語を語っていても目線が親(大人)なので、共感しずらいものがあったのではないかな・・・。それで、無意識的に「らも咄」をセレクトしたのかもしれません。
        こどもへの薦め方はなかなか難しいものですが、もう中学生以上になってくると、大人が薦めるよりも友人から進められるほうが自然に受け入れられそうですね。
        nonkey37 | 2007/02/09 9:00 AM
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