City Of Blinding Lights
Vertigo
Elevation
Until The End Of The World
New Year's Day
Beautiful Day / Blackbird (snippet)
Angel Of Harlem
The First Time
Sometimes You Can't Make It On Your Own
One Tree Hill
Sunday Bloody Sunday / Rock The Casbah (snippet)
Bullet The Blue Sky / When Johnny Comes Marching Home (snippet) / The Hands That Built America (snippet)
Miss Sarajevo
Pride (In The Name Of Love)
Where The Streets Have No Name
One
Encore(s):
The Fly
Mysterious Ways
With Or Without You / Shine Like Stars (snippet)
Window In The Skies
Desire
All I Want Is You
昨夜、参戦してまいりました。
今回のライブはカメラ持込が緩やかに許可されていたので、ライブ画像は当日撮ったものです。
そもそも去年の秋頃に「もうすぐU2が日本に来るはず!」と騒いでいた私。4月の来日も延期になり1年ほど待ち時間がありましたが、待った甲斐がありました。
チケットはAブロック1900番台。どんな感じかな〜と思いながら会場入りしてビックリ。セットの花道(Ω型の奴です)がAブロック後方までをカバーしていてアリーナの半分までせり出している感じ。スタジアムで使うセットをそのまま持ってきたということなので、ホントにでっかいです。その分観客との距離感が凄く近い。
中央ややエッジ寄りのほうにポジション取り。観客の年齢層も高めだし、いくらオールスタンディングとは言ってもいくらか落ち着いて観られるかな?とか思っていたのですが、甘かったです。ライトダウンし「City Of Blinding Lights」のイントロが流れ始めた途端、潮の満ち引きが起こったかのようにすうっと空気が変わり人の波が押し寄せてきました。もう前方は満員電車モッシュ状態(爆)
とりあえずHR/HM畑でライブハウス通いしていた私は経験上生き残る自信があるからそんな場所に居るわけですが、免疫の無い方には絶対厳しいです。2曲目のVertigoの時点で、倒れて前の柵から救出されたひとも数名居たらしいし(そのヒト大丈夫だったかな?)。
Elevationあたりまでは過酷な状態でしたが、以降はそれなりに安定したと言えるか?(微妙)
ホントね、待っていたファンがいっぱい居たんだな〜というのがひしひしと分かる反応で、皆よく歌う歌う。
エッジはあまり移動しないひとなので、よく見えました。
かっこいいな〜。
うう、アダム、歳とったなあ・・・というのが第一印象(汗)
彼は終始楽しそうにプレイしていたと思います。
ラリーは余り印象が変わりませんね〜。
ライブ終了後の話ですが、「BONO 髪切り過ぎ!」とぷんすかしてる女性が居て笑ってしまった。
確かにステージに出てきたとき「え?」とは思ったけど(←思ったのかよ・爆)
スクリーンに日本語で「共存」というメッセージが映し出され、「世界人権宣言」の条文が流れるなどU2らしい演出はあれど、基本的にはスクリーンとライトだけのシンプルなライブでした。
私、個人的には、Sunday Bloody Sunday 〜Bullet The Blue Sky にかけての流れがもの凄く好きで。Bullet The Blue Sky のときにはもう感無量で頭が真っ白になりました。
この中盤あたりのU2のライブというのは何となく革命広場のようなんですよね。ここは正しく「指導者のBONOに心酔し拳を上げる群集」という構図だと思うんですけど(汗)
こういうカリスマ的なアジテーションを持って尚ROCKに昇華できるのって、今やU2しか居ないんじゃないかな。
ジョン・レノン・ミュージアムがあるさいたまスーパーアリーナなので「GOD PART2」とかやってくれないかと密かに期待していたのですが、それはさすがに無かったです。
BONOやエッジまでの距離は一番近いときで6〜7mで、まるで手を伸ばせば届きそうな感覚で・・・こんな距離でU2が観られるなんて信じられない気分です(もみくちゃだったけどそんなの平気)
ここにUpした画像は全て夫がデジカメで撮ったんですが、よくあの凄まじいアリーナでここまで撮れたなと感心(注:フラッシュは一切使っていません)。
自分でも「頑張ったよ!」って言ってましたが(笑)
これ、せっかくなのでオンラインアルバムにまとめてみました。
こちら→2006.U2フォトアルバム
アンコールの際、スタッフのクレジットがスクリーンに映し出されました。こういうのもU2らしいよね。ライブを支えてくれている人々に対する謝辞をこんな形で表現されるのはスタッフも嬉しいでしょうね。
終盤、BONOが「サイコウ」って言ってくれたのもすごく嬉しかったです。ライブのノリとして「サイコーだぜイエー」みたいな言い方じゃなくて、噛みしめるように穏やかに「サイコウ」って・・・こっちが涙出そう。
BONOって日本嫌いなのかも・・・という噂は前々からありましたが、とりあえず私はそんな疑念は吹き飛びましたね。こんな素晴らしいライブを見せてくれ、新曲の「Window In The Skies」を「ソラノマド」と紹介して、日本でまず最初にプレイしてくれたのですから何というかもう。色んなことがどうでもよくなりました。
「ヒサシブリニ・・・」と言って最後の「All I Want Is You」。
サビを観客が歌う中、メンバーが一人一人ステージから去っていき、最後がラリーでした。
生きていて良かった このライブに参加できて幸せだ と思えるライブって、実はそうそう出会えないものです。今回のU2のライブは圧倒的に素晴らしく、これからもずっと生きていけるという確かなエネルギーをたくさん貰えました。
U2のファンでいて良かった。
あなた方がU2として存在してくれているそれだけで、生きていけるよ。