PCを使い始めた当初から、結構ウィルス対策には気をつけているつもりでした。
ノートン アンチウイルスは長く使用していて特に不満はなかったのですが、毎年の更新料が結構馬鹿にならないなーと思い始め、乗り換えたのが
ウイルスセキュリティZERO。これは一度購入すると更新料がないし、動作も軽くていいかなと。
これで問題なくやってきたのですが、先日PCのフルスキャンをしたところ駆除できないウイルスが入っていることが判明。それがどうも「
トロイの木馬」らしく。
しかも家に2台あるPCの両方とも同じウイルスが検出され。いつも使っていて特に挙動不審な動きはなかったのに、やられていたのか。ショック。トロイに侵入されたなんて、初めてだよ。
あやしいサイトに行った覚えはないんだけど・・・メールの添付も問題なしだったはずなんだけど一体どこから・・・しかも同時に・・・
大体、ウイルスが検出されているのに
ウイルスセキュリティZEROでは駆除も削除も隔離もできない。何でよ?
そのトロイの木馬もどうやら最新バージョンらしく、簡単な駆除ツールは無い模様。
とにかく処置できないと困るのでウイルスセキュリティを一旦アンインストールし、ほかのウイルスソフトを試してみることに。
ウイルスバスターは実家のPCでトライアル版を使ったときに深刻な不具合があり初期化する羽目に陥ったことがあるので、ちょっとパス。
フリーソフトながら評判の悪くない
avast! antivirusを入れてみてスキャンしてみましたが、今度はウイルスの検出自体されず。
自然消滅したのかもと楽観視したくなりましたが、もやもやした気分は晴れないので、これもアンインストールし、
Kaspersky インターネットセキュリティの体験版をインスト。
ウイルススキャンしてみたところ、トロイ発見。やっぱり、まだ居たのか(汗)
avast! antivirusじゃ見つけることすら出来なかったというわけやね・・・。
Kaspersky君は無事処理してくれたので、感激し乗り換えようかと思ったのですが、これ、ソフトが激重なんですね。
PCの立ち上げに通常の5倍はかかるわ、普通に使っていても頻繁に「新しいモジュールを実行しようとしています 許可しますか?」というポップアップメッセージは出るわ、アプリケーションを実行するにも起動に時間がかかるわ、インターネットも重いわで。
そして、これをインストした直後から「半角/全角キー」で文字入力の切り替えができなくなる(日本語に変換できず英語入力しかできない)に至っては、別な意味で頭をかかえました。「Alt+半角/全角」の組み合わせで何とか日本語入力ができるようになったものの、「」とか( )とかが出ないという。仕方ないので「かっこ」と日本語入力し変換していましたが、こんな面倒なことしていられるかあ(爆)
この症状はどうもレジストリのDLLが「英語入力」に書き換えられていたからのようで、直接DLLをいじらないと治りませんでした。つうか、
解決策に辿り付くまでにもかなり時間かかってるし。
それを手動で改善し、何とか通常の操作ができるようになった頃、カスペルスキーでウイルススキャンしたところまた同じ症状が再発生。そんなあ・・・。
ウイルススキャンするたびにレジストリの設定を書き換えられてはちょっとたまったもんじゃないです。
アナタはとても優秀だけど、長いお付き合いはできないわ・・・という気分で、またまたアンインストール。
次に行き着いたのが
NOD32アンチウイルス。こちらは評判も上々だし、動作も軽快だし、いい感じです。
これに乗り換えようかなー。毎年の更新料もそんなに高くないし、いいかも。
トロイに襲撃されたのはどうしてなのかという原因は結局わからないままなのが、釈然としないんだけどね。
非常に稀な襲来のために、コストのかかるウイルスソフトを使わずともウイルスセキュリティZEROに戻してもいいのかなあという気持ちも拭えませんが、たぶん乗り換えると思います。一応、転ばぬ先の杖ってことで。